ランスモントは、環境への負荷や包装資材コスト、物流コストを最小にし、かつ製品を安全に保護する「最適な包装」の開発に不可欠な、「世界標準」の評価試験機・計測機器を開発し、販売しています。ではなぜ世界中でここまで広いご支持をいただいているのでしょう?ここでは5つの視点から当社の特徴をご案内します。
「グローバルに広がる顧客基盤」に裏打ちされたノウハウ
ランスモントの一番の資産であり、強みであるといえるのは、日本をはじめとした世界中に広がるお客様のネットワークです。創業以来40年以上にわたるグローバルでの大手企業、政府機関、教育機関との継続的なビジネスによって蓄積された技術・ノウハウを基にして開発された、試験機/制御器/計測器/ソフトウエアそしてエンジニアリングサービスは、お客様から確固たる信頼をいただいております。
国際的な輸送包装試験規格の策定における「リーダーシップ」
国際的に重要な公的試験規格には、ISO、ASTM、ISTAなどがあります。ランスモントは、振動試験、衝撃試験、落下試験、圧縮試験など、輸送包装の試験規格を策定する委員会にも専門家を派遣し、リーダーシップを発揮しています。また、大学や公的研究機関とも積極的に共同研究を進めており、数多くの成果を学会などで共同発表しています。このような活動から得られる有形・無形のノウハウも、ランスモントの重要な資産であり、強みとなっています。
世界中のお客様に支持されている「使いやすさ」
ランスモントの製品が世界中のお客様に選ばれ続けるのは、品質や耐久性の高さもさることながら、何よりも「使いやすい製品」を提供することで、お客様に最適な輸送包装開発環境を整備していただくことに注力しているからです。
たとえば、ランスモントの輸送環境記録計SAVERで記録されたトラック輸送振動は、付属のソフトウエアを使って、そのままランダム振動試験に利用できるPSDプロファイルに変換できます。このPSDプロファイルは、 ランスモントの振動試験コントローラで直接インポートできる形式になっており、簡単な操作でランダム振動試験をすぐに実行することができます。
輸送包装開発に必要な「全てのラインアップ」を揃えた世界唯一のメーカー
ランスモントは、輸送環境記録計まで含めた包装開発・評価のための試験機・計測器を、フルラインアップで提供できる「世界に存在する唯一の会社」です。
日本の代表的な輸送包装試験規格であるJIS Z0200では、包装貨物の総合的な性能評価方法として、「振動」「衝撃(落下衝撃または水平衝撃)」「圧縮」の一連の試験を実施するよう規定しています。ISO、ASTM、ISTA、ENなど海外の代表的な輸送包装試験規格も同様です。また、SAVERのような「輸送環境記録計」で計測したデータを基にした、振動試験条件の構築が推奨されている規格もあります。
ランスモントは、包装貨物の性能評価に不可欠な「振動」「落下衝撃」「水平衝撃」「圧縮」「輸送環境記録計」の各試験装置・計測器を一手に、しかも40年以上にわたって開発・製造してきました。これらの試験装置や計測器をフルラインアップするだけでなく、それぞれの試験や計測手法のすべてを知り尽くしているのです。その長い経験とノウハウに基づいた、使いやすさ、精度、耐久性といった信頼のすべてが、ランスモント製品のDNAとなっています。たとえば、圧縮試験装置メーカーに対して、衝撃試験のデータ解析手法について相談することなど、想像もつかないことでしょう。しかし、ランスモントならそれができるのです。
「輸送包装試験技術の総合的な提案やサポートを受けられる」これがお客様がランスモントより受けられる最大のメリットとなっています。
ハイエンドな要求にも応える「世界トップクラスの研究開発陣」
ランスモントでは、主に米軍や航空宇宙関連のお客様からご要望いただく、標準をはるかに越えた仕様の試験機、計測器の開発製造もおこなっています。求められる厳しい信頼性や試験精度をクリアし続けるための高度な研究開発、これらの取り組みが開発陣の大幅なレベルアップを促し、さまざまな製品の品質向上、そしてさらなるお客様満足へとつながっていくものと確信し、惜しみない投資を続けています。これも、ランスモント製品の優位性をゆるぎないものにしている理由のひとつです。