ランスモント

TOP - ランスモントの製品 - 圧縮試験システム

ランスモントの製品

包装圧縮試験装置 包装圧縮試験機圧縮試験システム

圧縮試験システム

“包装試験の専業メーカー” であるランスモントが、包装貨物のことだけを考えて開発した圧縮試験機です。

世界でただ一社だけ

一般に、圧縮試験機というのは材料試験機メーカーによってつくられています。材料試験では、小さな材料片の引っ張り・圧縮・曲げ・ねじりを試験するために、「万能試験機」「ユニバーサル試験機」と呼ばれる試験機が使われます。包装貨物試験で目にする圧縮試験機には、その派生品がまだ多く見られます。日本でも、これまではそうでした。しかし、これからは違います。

ランスモントの圧縮試験システムはすべて、“包装貨物試験をおこなうために” 開発されています。私たちは、輸送包装にコミットし続ける、世界でただ一つの圧縮試験機メーカーでもあるのです。

ユーザーの目線に立った合理的なデザイン

他社の試験機を見慣れていると、ランスモントの圧縮試験システムには、見た目で違和感を覚えるかもしれません。しかし、ユーザーの目線に立ってみれば、これはとても合理的なデザインなのです。まず、試験品は圧縮盤を兼ねたベースプレートの上に直接置かれます。重量貨物を試験する場合、これだけでユーザーの作業負担は大幅に軽くなります。また、試験品を上から押し潰すクロスヘッド(圧縮機構)は、頭頂部の電動ホイストと連動して、2本のガイドロッドに沿って高速で昇降します。このため、試験前後の位置合わせはあっという間に完了します。

段ボール箱からパレット貨物、バルクコンテナまで

最適な機種を選定する上でポイントとなるのは、試験品となる包装貨物のサイズ(幅×奥行)です。汎用的な段ボール箱の試験であれば スクイーザー(76 cm × 76 cm まで)、パレット積み貨物の試験も併せておこなうのであれば、122-15(122 cm × 122 cmまで)がお勧めです。大型のパレットやバルクコンテナであれば、152-30(152 cm × 152 cmまで)のほうがよいかもしれません。10トンの荷重にも余裕で耐える頑強な包装容器の試験には、最上位機種である152-50(最大圧縮荷重 20トン以上)をお選びください。

圧縮試験システム
ユーザビリティへのコミット

試験データの出力に、まだ昔ながらのペンレコーダーを使ってはいませんか?もしそうなら、1980年代の私たちのチャレンジにについてお話しましょう。それは、試験機の操作パネルから無骨な押しボタンやトグルスイッチを一掃し、制御と計測のすべてをソフトウェアで操作してしまおうという野心的なものでした。「タッチテスト コントロール」と名付けられたこのコンセプトは、まず圧縮試験システムに採用され、1989年 、初代タッチテスト コンプレッション(TTC1)として発売されました。その先進性は、第三世代のTTC3にしっかりと受け継がれています。