特長

1. 1 . 加速度波形を無人で計測、データ分析まで行える

   SAVERは衝撃や振動を加速度で測定します。長期の日数（最大で 90日間）にわたって、外部からの電源供給なしで、人手による操作の必要なく、自動的に加速度波形を収録するができます。また専用のソフトウェア SaverXware™ が付属しており、計測前のSAVER™の設定から計測後のデータ分析までを簡単におこなえるようになっています。

2. 2 . 小さくて軽い、そのうえ高性能

   手の上にのるほど小さくても、その中にはフィールド計測に求められる機能が、コンパクトに詰めこまれています。汎用モデルである SAVER3X90 の重さは 473 グラムしかありません。それでいて、その性能は業界最高です。用途に応じて加速度の最大値を 5 G ～ 200 G の６段階で切り替えられるよう、チャージアンプまで内蔵しています。駆動源は、わずか２本の９Ｖ乾電池のみです。加えて本体側面に開けられた空気孔を通して、温度/湿度の環境情報も記録することができます

3. 3 . 物流環境から乗り物、構造物まで幅広い用途に適応

   計測日数が長く、設置面積が小さくてすむことから、SAVERは物流環境の調査によく使われています。商品を輸送している時に発生する荷扱いの衝撃や、トラックなどの輸送機関の振動を測定して、その包装設計をより良いものにするためです。物流や包装の分野だけではありません。ロケットや人工衛星、航空機からミサイルにいたる航空宇宙/軍需産業の製造メーカーもSAVERのユーザーです。その他にも、遊園地の絶叫マシンやマウンテンバイクといった日常のさまざまな乗り物の振動、ビルや橋梁の揺れを収録することができます。